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今回は、マーキングへの対処法をご紹介いたします。
●情報を伝えるための行為
マーキングは性別や年齢に関係なく、すべての犬にみられる
本能的な行動です。
もともと群れで生活していた犬は、何らかの情報(「ここは僕の縄張りだぞ!」
「僕のほうが優位だぞ!」など)を 伝えるための行為としてマーキングを行って
いました。
なので、ある程度のマーキングはいたしかたないということになるのですが、
室内のあちこちにマーキングをするとなると当然飼い主さんは困りますので、
こういった行為はやはり制御する必要があります。
まずはマーキングをするワンちゃんが、どういったことを飼い主さんに
伝えようとしているのかを観察し、それに沿った対処をしていくことが大切です。
●まずはマーキングする理由を考える
マーキングでワンちゃんが伝えたいことには次のようなものがあげられます。
1.縄張り主張(優位主張)
テーブルやベッドの脚、玄関、廊下など、ワンちゃんが社会的に重要
な場所とみなしていることころにマーキングをする場合
2.気に入った物に対する所有権の誇示
気に入ったおもちゃや、気に入った場所にマーキングする場合
3.飼い主さんに対する気引き行動および欲求不満
飼い主さんが大事にしているものにマーキングしたり、
飼い主さんの目の前でわざとマーキングしたりする場合
※そのほか、発情期にもマーキングがみられることがありますが、
これに関しては飼い主さんの行動やしつけでの制御は
難しいと思われますので、ここでは省きます。
まず、ワンちゃんがどんなときに、どこにマーキングをするのかを
じっくり観察してみましょう。どういったものにマーキングしているかを
観察することでその原因をある程度絞り込んでいけます。
●1や2の場合
ワンちゃんが縄張り主張や優位主張、所有権の誇示などの
理由でマーキングをしている場合、
飼い主さんとの服従関係が逆転してしまっている可能性があります。
確固としたリーダーが存在していれば、
自分を優位に見せたり縄張りを主張したりするマーキングも
おのずとなくなります。
知らず知らずにワンちゃんを優位に立たせていないか、
日頃の生活を見つめ直してみることが大切です。
●3の場合
飼い主さんの気を引きたいためにマーキングしている場合、
基本的にはマーキングされても騒がない、叱らない、無視をする
という三原則を徹底し、「マーキングをしてもかまってもらえない」
ということをワンちゃんにわからせましょう。
日頃遊んでもらえない、散歩が少ないなどといった
飼い主さんに対する欲求不満もマーキングの原因となりますので、
ワンちゃんとの時間をなるべく多く持ってあげるというのも
解決策のひとつとして頭に入れておきましょう。
それでもマーキングが治まらない場合は、市販のマーキング対策向け
トイレシーツなどを利用してみるという方法もあります。
(2007.07.26.)
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