最新情報から健康・しつけ対策まで−ペットお役立ち情報

  かわいいワンちゃんと快適に暮らすには、しつけが不可欠。このシリーズでは上手なしつけの仕方をご紹介していきます。

 
  
Q.外出時と帰宅時に興奮しすぎて困っています。
    無視してみてもいっこうに直らず…。

   我が家のわんこはお客様がいらっしゃった時など、
   興奮してはしゃぎまくり、飛びついて手や顔などを舐めたり、
   時には失禁までしてしまうほどの騒ぎ振り。
   外から帰ってきた時も同じような状態になります。
   外出時や帰宅時に騒いでも、こちらが無視をすればよいと本には
   書いてあったのですが、なかなかうまくいきません。

  【回答】

   帰宅時や来客時に興奮して失禁してしまったり、
   外出時に耳をつんざくような大きな声で鳴いたり、
   というのは少々困りものですね・・・。
   まずはワンちゃんに
   「ひとりで過ごす時間」に慣れてもらうことが大切です。
   そして、「外出」が「特別なこと」ではないと思わせることが大切です。

   「偽外出」の実行!

   まず試してもらいたいのは「偽外出」です。

   これはご家族みんなの協力のもとで行っていただきたいのですが、
   外出する支度をし、ワンちゃんを置いてみんながいったん外に出ます。
   当然ワンちゃんは大きな声で鳴きわめきますが、
    これは少々我慢してもらいましょう。
   その後、5分ほど置いてみんなで帰宅します。
   この時、ワンちゃんが興奮して飛びついてきても 
   「本」にも書いてあったように、みんなで「無視」してください。

   そして1時間ほどしてから、また同じように外に出て、
   今度は10分後に家に戻ってみます。こうしてだんだん外出時間を
   延ばしていって、 ワンちゃんに
   「いまみんな外に出ていったけどまたすぐ戻ってくるんだろう」
   とクールな態度をとらせられればこっちのものです。

   注意してほしいのは、
   外出する時にもワンちゃんを「無視」することです。
   出る時も戻ってくる時も、飼い主自身がまずクールであること。
   これが鉄則です。

   帰宅後、ワンちゃんがひとしきり興奮し終わり、
   落ち着きを取り戻してから十分スキンシップをしてあげましょう。

   犬にも個室を!

   個室といっても、ひと部屋まるごと与えるわけではありません。
 
   サークルやクレートなどを用意して、ワンちゃんがひとりで過ごせる場所を
   作ってあげるのもひとつの方法です。

   いやがって入らない場合はワンちゃんの大好きなおやつなどを見せて
   入れさせてみましょう。

   最初はすぐ出たがってがりがりひっかいたり、吠えたりするかもしれませんが、
   おもちゃやおやつを与えたりしながらしばらく様子を見て、
   おとなしくなったら出してあげます。

   こういった自分専用の空間でおとなしく過ごせるようになると、
   来客があった場合でもクレートに入れて別の部屋に移動させるといった
   対処ができます。

   薬物療法という方法もある

   こういった「行動療法」はかなりの根気が必要で、
   日常生活のなかで家族みんなが実行していくというのは
   なかなか厳しい面もあります。
   いまは「薬物療法」という方法も出てきていますので、
   もよりの獣医師さんにご相談されるのもひとつの方法です。


                                      (2007.09.06.)