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  かわいいワンちゃんと快適に暮らすには、しつけが不可欠。このシリーズでは上手なしつけの仕方をご紹介していきます。


 とにかくよく吠えるワンちゃんがいるものです。人が訪問するたびに、玄関に行ってワンワンワン! 叱るとますます興奮して吠えまくる! これではお客さまを呼ぶことができませんね。
 今回は、こんな吠え癖を直すための訓練です。

なぜ吠える?

 まずはワンちゃんが吠える"理由"について、考えてみましょう。
 ワンちゃんが来客に吠える理由について、大きく次の4つに当てはまります。


  1.警戒:自分の縄張りに知らない人が入ってくることへの警戒として。
  2.不安:臆病なワンちゃんなら不安から吠えることも。
  3.歓迎:尻尾を振って吠える場合、歓迎している場合もあります。
  4.護身:高齢であったり、健康状態が悪いと、自衛本能として。

 この4つの理由は複雑に変化する場合もあり、喜んで吠えて歓迎を表していても、手を出すと急に警戒態勢に入って、噛まれる場合もありますので注意が必要です。

 不安、警戒といった理由で吠えるワンちゃんにインタビューしてみるときっとこんな答えが返ってくるはず。
 「うちの飼い主はまったく頼りにならないんだ。だからとっても不安だけど、ボクが守ってあげなきゃね!」

 そう、吠えているのは頼れるボスがいないから!
 まずは、飼い主さんがワンちゃんに"頼れるボス"として認めてもらい、きちんとした"主従関係"を築くことが大切です。

"頼れるボス"になるには

●ステップ1
 群れの中の上位の犬が威力を示すためにとる行動に習って、
 飼い主としての「強さ」を示す!


 ・ワンちゃんの首を押さえて、「ヨシ」というまで
  横に寝かせたままの姿勢をとらせます。
  クンクン鳴いても離さないで。
  ワンちゃんがあきらめて全身の力をゆるめたら、
  今度は優しくなでてあげましょう。

●ステップ2
 「吠えない=ほめられる」ということを教える!

 ・第三者に来客役になってもらって、ワンちゃんにはリードをつけておきます。
 ・部屋に入ってきた来客に吠えそうになると、リードを引っ張り、
  「いけない!」と大きい声を出します。
  (ここでいうことを聞いてくれなかったら、もう一度ステップ1からはじめて
  主従関係を築きましょう)
 ・ワンちゃんが我慢して吠えなかったら、思いっきりほめてあげ、
 「吠えない」=「ほめられる」ということを学習させましょう。
 
 飼い主さんが完璧にボス的存在になれれば、ワンちゃんは頼れるボスに守られ、安心した状態となり、リラックスした生活をエンジョイできるはず!

                                      (2005.04.14.)