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  かわいいワンちゃんと快適に暮らすには、しつけが不可欠。このシリーズでは上手なしつけの仕方をご紹介していきます。

 Q 散歩中、いつも引っ張られるような形になります。
   猫や小動物などを見つけると、追いかけようとしてぐいぐいと
   引っ張られ、いうことをきかなくなります。
   もう少し落ち着いて散歩がしたいのですが…。


 A 
  飼い主さんの横にワンちゃんがぴたりとついて優雅にお散歩…  
  というのが飼い主さんたちの理想ですが、現実はけっこう引っ張り癖の
 
 あるワンちゃんが多いようです。しかし、特に大型のワンちゃんに
  ひっぱられると、大きな事故につながりかねません。
  引っ張り癖はできるだけ早く改善するように心掛けましょう。

 引っ張り癖のおもな原因と対処法
 
 【原因1】運動不足
 犬種によって異なりますが、基本的に中、大型の犬にはかなりの運動量が必要
 となります。ただ歩くだけの散歩だけではワンちゃんが満足しないことも。
 「もっと運動したい!」という思いから、走ろうとして飼い主をぐいぐい引っ
 張る形になっていることがあります。

 
 【対処法】
 たまにはドッグランなどで、ワンちゃんを思いきり走らせたり、ボールなどを
 使った知的な遊びを取り入れたりして、たっぷり運動する機会をつくってみま
 しょう。

 【原因2】主従関係の逆転
 散歩が飼い主さんペースではなく、ワンちゃんのペースになっていませんか?
 ワンちゃんが行きたいところへ、進みたいスピードで動くことを飼い主さんが
 許してしまうと、ワンちゃんは自分の方が立場が上だと思い、どんどん自分ペ
 ースで進んでしまいます。普段でも、なにか気に入らないことがあると、飼い
 主さんにうなったり、飼い主さんの指示に従わないようなら、主従関係をもう
 一度見直す必要があります。

 【対処法】
 まずは日常生活の中で、ワンちゃんとの主従関係を築き上げる必要があります。
 さらに、散歩中引っ張ってどんどん進もうとしたら、そこでいったん散歩を打
 ち切ってください。「リードを引っ張ると散歩に行けない」とワンちゃんが学
 習するまで根気よく続けることが大切です。

 【原因3】犬の本能
 特に昔、狩猟犬として繁殖された犬種には、動くものをみると追いかけようと
 する本能が色濃く残っています。猫や鳥など、動くものを見つけて追いかけよ
 うとし、結果的に飼い主をぐいぐい引っ張っているのかもしれません。

 【対処法】
 本能的なものを直すのにはかなりの時間が必要です。ただ、これも原因2と同
 じように、ワンちゃんとの主従関係がきちんとしていれば、ある程度改善でき
 ます。さらに、ワンちゃんが動くものを見て追いかけそうになったら「スワレ」
 の指示を出して落ち着かせてみましょう。それでもいうことを聞かないような
 ら散歩を中断するくらいの厳しい態度もときには必要です。

 

                                      (2006.12.28.)