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かゆいだけでないノミの被害
 

 猫が後ろ足で体をかいていたら、それはノミがいる証拠。猫も人もかゆくてたまらないノミですが、被害はそれだけではありません。
 ノミが引き起こす病気は、実はこんなにたくさんあるんです。

●ノミアレルギー皮膚炎
 ノミは血を吸うときに唾液を出します。この唾液が犬や猫の皮膚に入り、唾液に含まれる「パクチン」というタンパク質に反応して起こるのが、アレルギー性の皮膚炎。刺されたところが赤くなって、ひどいかゆみが生じ、周囲に湿疹が現れます。

●猫伝染性貧血病
 猫の赤血球にヘモバルトネラ・フェリスという生物が寄生する病気。寄生されると赤血球が破壊され、貧血症状と黄だんを引き起こします。ノミが刺すときに、寄生するのではないかといわれています。

●犬条虫(瓜実条虫)
 ノミが中間媒介となって、犬猫の小腸に寄生する寄生虫。普段は寄生されても症状が出ないことが多いのですが、増えると下痢、嘔吐などを引き起こします。肛門付近や糞の中に瓜の種のような白い粒が見られたら、この条虫がいる証拠。病院に連れて行って駆虫しましょう。

●精神的障害など
 あまりにもたくさんのノミに血を吸われると貧血になり、体が衰弱した上に、激しいかゆみに襲われます。その結果、集中力を失い、イライラがつのって精神状態が不安定になってしまいます。

 
ノミ徹底予防5か条
 

1 ペットについているノミを、シャンプー、ノミとり粉を使って駆除する。

2 室内にもノミがいる可能性大。掃除機で徹底的に吸引。

3 室内のノミ退治は、くん煙剤などを使って駆虫する。

4 ノミがつかないように、予防薬を飲んだり、滴下する。

5 常にペットの皮膚や毛の状態をチェックする。


(2004.7.22.)