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ペットも痛みを感じる
 

「いつもと違って足の運びがおかしい!」「階段の上り下りがスムーズにできない!」。ペットと接していて、そう感じたことはありませんか? そんなときは関節炎を患っている可能性があります。

 以前は、ペットは人間よりも痛みを感じにくいと思われてきましたが、近年様々な研究から、ペットも人間と同程度に痛みを感じるということがわかってきました。

 当然のことですが、ペットは「痛い!」とはいえないので、飼い主であるあなたが、ペットの状態をチェックすることが大切です。

 
原因は様々
 

 関節炎は、成長期の骨軟骨症・外傷・肥満・加齢・感染・遺伝性疾患・免疫性疾患等の様々な原因により引き起こされます。
 また、高齢になることにより、関節自体が老化して、痛みを引き起こすことがあります。

 症状は大きく急性痛と慢性痛の2つに分けられます。
 急性痛は突然発生し、その痛みの持続時間は一時的です。この痛みは、原因が取り除かれると軽くなります。
 慢性痛の場合は、傷害が治癒してからでも続き、はっきりとした原因が見つからないことがあります。

 
関節炎にかかったら
 

 関節炎にかかったら、愛犬に激しい運動は禁物です。激しい運動は、関節に過剰な負担を強いることになるからです。
 しかし、逆に運動が不足しても関節はこわばり、筋肉が萎縮してしまいます。緩やかで規則的な運動を行うことで、適度に関節を動かし、筋肉を使わせることが大切です。

 太りすぎている場合は、関節に過剰な負荷がかかるので、関節炎がますます悪化してしまいます。このような場合は、適正な減量が必要となりますが、減量のためには飼い主が適正な食事(質と量)を守って与えるようにしましょう。

 最近では、関節炎の痛みを抑える鎮静薬が動物病院でも処方してもらえるようになったので、自分のペットが関節炎かな?と感じたら、近くの動物病院で相談してみましょう。早期発見・早期治療が決め手です。

関節炎チェック
下記の質問にひとつでもあてはまったら、かかりつけの獣医師に相談してみましょう。
1.歩きたがらなくなったり、脚をひきずったりする
2.散歩中に疲れやすくなったり、歩くのが遅くなった
3.脚をさわると痛がる
4.階段の上りを嫌がったり、ジャンプしなくなった
5.動作が鈍くなったり、横たわることを好む
6.以前ほど遊ばなくなった
7.肘または股関節異形成と診断されたことがある

(2004.5.13.)