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胴長短足の犬種は特に注意
 

 背骨は、椎骨というたくさんの骨がつながってできています。
 椎骨と椎骨の間には、「椎間板」と呼ばれる薄い軟骨がはさまれていて、背骨をスムーズに曲げる働きをしています。
 この椎間板の真ん中に、クッションのような弾力のある繊維輪で包まれた、柔らかな「髄核」と呼ばれる部分があります。

 転倒したり、そこかに体を打ち付けて打撲したり、事故などで背骨に強い衝撃を受けたり、また、高齢になって椎間板が変形してくると、椎間板の中のこの「髄核」が、繊維輪を突き破って脊髄を圧迫します。こうして、椎間板ヘルニアは引き起こされます。

 ダックスフンドなどの胴長短足の犬種は、特にかかりやすい病気の一つなので、注意が必要です。

 
痛いのが特徴
 

 椎間板ヘルニアの症状の特徴は、痛がること。「髄核」が脊髄のどの部分を圧迫しているかで症状が異なります。

 腰で発症した場合は、歩行が困難になったり、症状がひどくなるとトイレができなくなったり、麻痺が起きることもあります。

 
程度によって異なる治療法
 

 症状が軽い場合は、炎症を抑える抗炎症剤やステロイド剤などで治療します。
 重症になると、手術を行って圧迫している椎間板を取り除きます。

(2004.6.10.)