
服従心を養う食事マナー

ワンちゃんをしつけていく上で、食餌のマナーを教え込むことは重要なポイント。食餌のしつけがうまくいくと、ワンちゃんは飼い主さんをリーダーだと思うようになり、その後のしつけもうまくいくからです。
ワンちゃんはリーダーを中心にして群れて暮らし、常にリーダーに従って行動します。食餌のときもいちばん最初に食べるのはリーダーです。もしワンちゃんに食餌のしつけをせずに、飼い主さんの許可なく勝手に食べるようになってしまうと、そのワンちゃんは自分がリーダーだと思い込み、飼い主さんの言うことを聞かなくなってしまいます。
そうなる前に、食餌のしつけはしっかりと行ないましょう。

では実際にしつけてみましょう。
1.リードを左手に持ち、ご飯を床に置く。
2.「マテ」と指示を出し、右手を犬の前に出す。
3.勝手に食べようとしたら「イケナイ」と言ってリードをひっぱる。
4.再び「マテ」の指示を出す。
5.「マテ」ができたら「ヨシ」と許可を出してご飯を与える。

手を前に出したときに、もしワンちゃんがうなったりした場合は、「イケナイ」と言っていったんご飯を取り上げます。できるだけ幼いころから、ワンちゃんが食べている食器の中に手を入れて、人が近づくことに慣れさせておくことが大切です。手を入れても平気になるまで、根気よくしつけましょう。
また、ワンちゃんに出す言葉は常に統一します。「マテ」「ステイ」など、同じ意味の言葉を混同して使うのは、ワンちゃんが混乱するのでやめましょう。
そして、ワンちゃんが飼い主さんの言うことを聞いて、食餌をきちんと待てたらほめてあげましょう。