マンガ家の仕事には、大きく分けて2つのパーツがあります。頭脳労働と肉体労働部門、どちらも遊んでいるように見えなくもないですが、集中力を必要とする、かなりの重労働です。
まず、一番問題なのは、何を描くか?ということ。ここでマンガのできは半分決まります。つまらないネタでは、いくらストーリー頑張ったとこでしれてるからね、とわかってもなかなか絞り出せるもんでもなく、雨乞い神だのみ感だのみ・・・・ そして次は、ネームを楽しく始めます。まぁ、はじまりゃいいんですが・・・集中力は人間45分しか続かないらしく(私の場合はその半分)家に居るとまたその半分なので喫茶店を放浪しながらネームをやる事になるわけです。 漫画家になって、いったい今まで幾ら喫茶店代に消えたかと思うと恐くなります。ネーム中は、最低2軒多いと4軒位行きます。ゆえに感じのいい喫茶店のある場所にしか生息できません。はっきり言って喫茶店や飯どころには、めちゃくちゃ詳しいです。 この辺からは、アシさんと一緒に作業します。仕事部屋は8畳なのですが資料やマンガで(そのうえアンマ器も)3人でキツキツの感じです。今は、あまり長いページをやってないので大人数でやることも、泊まりもないですが、長いページをやる人や絵に手の入ってる方は合宿生活になるのです。もっともマゾ的な性格の人は、ネームの時からアシさんに待ってもらってプレッシャーを楽しむようです。 そして、大概疲れがピークに達しナチュラルハイ(ヤクいらず)になり訳のわからない事で笑い転げ、部屋が資料とトーン屑で埋まる頃、仕事が終わるのです。当然しばらくは、自分の載った本を見る勇気はありません。ほとぼりさめてから、へー私ってこんな話描いてたんだ・・・と懐かしく思うのです。 |