中目黒にある犬連れOKのカフェ。森口瑤子さんとユロちゃんの到着を待つ間、取材スタッフは小さな不安を抱えていました。
その日、東京は激しい雷雨に見舞われ「犬が恐がって撮影にならないんじゃないだろうか?」と・・・。ところが時間が近づくと雨は止み、空に光が差してきたのです。太陽を連れてきてくれた森口さんとユロちゃん、インタビューが始まります!
さっきはすごい雷でしたね。大丈夫でした?・・・コロコロかわいいワンちゃんに「はじめまして」の挨拶をしながら、まずは気になっていたことを聞いてみました。
「カミナリが鳴るとベッドの下にもぐりこむんです。怖がっているのかと思ったら、楽しんでたみたい。ヘンでしょ(笑)。カミナリが鳴っている間、何度も出てきたり、もぐったりしていましたよ。根がやんちゃなんですよね」
慣れない撮影に緊張しているのか、今日はとってもおとなしい「ユロ」ちゃん。2歳になる柴犬の女のコです。かわいらしい響きの名前は、フランス映画『ぼくの伯父さん』に登場するユロ伯父さんから。 子どもの頃から動物が好きだったという森口さん。実家では、マルチーズを13年間飼っていたといいます。
豆柴”のはずが、すでに11kgに
「白くてふわふわしていて、かわいかった。亡くなってしまったときは本当に淋しかったですね。だから今度飼うときは、その子を思い出さないよう、違うタイプにしようと思っていたんです」。
毛色は黒、犬種はジャック・ラッセル・テリアかフレンチ・ブルドッグと決めて、一緒に暮らす犬を探し始めた矢先、ステキな出会いがあったのです。 「たまたま行った和食屋さんに、柴犬の看板娘がいたんです。とても美人で、子どもを産んだばかりでした。ユロはその子の娘。初めて会ったときは、生後1か月くらい。その愛くるしさに、もぉ〜、ひと目ぼれ(笑)。すぐ連れて帰りました」。
散歩嫌いで、途中で座り込んでしまうことも。「出不精なのは、飼い主に似たのかな?」
幼少時代のユロちゃんは、トイレはすぐに覚えたものの、森口さんが呼んでも知らん顔。そのうえかみぐせがあり、しつけも思うようにすすみません。家族以外の人にすぐ飛びかかってしまい、家にお遊びに来る人を驚かせてばかり。 「困ってしまって、浦和レッズの井原さんの奥さんに相談したんです。彼女は昔からの友だちだし、“リック”というお利口なゴールデン・レトリーバーのおかあさんですから」。
親身にアドバイスしてもらったものの、それでも、なかなか思うようにいきません。 「ところがある日、散歩中に1人の女性に出会い、ユロは、その女性のいうことをきちんと聞くんですよ。不思議に思って尋ねたら、その方は訓練士さんだったんです」。
家が近かったので、半年の間、週に3回来てもらうことにしました。 「訓練を始めたとき、ユロは4か月。1歳の頃から、急にいい子になってくれて」“お手”や“伏せ”ができるようになりました。
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