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第5回
<よくなる病気 編>
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(「猫吉犬吉」2002.5月号)


待ちに待ったポカポカの暖かな春がやってきました。これまでは室内で過ごしがちだったペットたちも、活動的になってきます。 時間を見つけては、外に出て、日光浴をするようにしましょう。 犬は、フィラリアの予防の季節です。早めに動物病院に行って、検査をして、予防を始めましょう。


 フィラリアの駆虫は 定期的に!忘れずに!
 フィラリアは、蚊が媒介する病気です。4月ごろから蚊がいる場合も多いので、予防を開始しましょう。  まず、動物病院で、ミクロフィラリアに感染しているかどうかを調べるようにしましょう。
 ミクロフィラリアがいるということは、心臓に糸状虫の成虫がいるということです。 ミクロフィラリアが感染している犬に、なんの準備もせずに、フィラリアの予防薬を飲ませると、死んだ成虫(長いものでは30センチにもなります)が心臓から流れ出て、動脈に詰まり、足が立たなくなったり、ショックで死んでしまうこともあります。
 予防薬は、蚊から感染した幼虫が心臓にたどり着くまでに殺してしまう働きがあります。  予防薬を飲ませるのは、一ヶ月に一回飲むのが一般的、だいたい4月から11月の間です。
 すでにフィラリアが感染している犬では、ショックを押さえる薬を飲みながら、なるべく成虫を殺さないようなタイプの予防薬で、新しく感染するフィラリアを防ぐこともできます。
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 耳の中のチェックは 忘れずに!!

 猫によくある病気が、外耳炎です。外耳炎とは、耳の穴の入り口から内側にある鼓膜までの外耳道というところに起こる炎症です。
 外耳炎は一般に細菌や酵母菌の感染によって発生します。耳の中が湿っぽくて暖かく、また、油や脂肪を含んでいるため、細菌やカビの発育に理想的な環境となり、起こりやすくなります。
 外耳炎になると耳を引っかいたり、擦りつける、頭を傾ける、あるいは頭をしきりに振るといった症状がみられます。治療しないで、重症になると、耳の中に血がたまる耳血腫や、中耳炎、内耳炎になることもあります。
 家庭の中で、耳の中を見てあげる習慣をつけるようにしましょう。少しおかしいと思ったら、すぐに動物病院につれていくようにしましょう。できれば、定期的に見てもらうことがおすすめです。
 家庭での手入れとしては、耳の奥まできれいにしようとすると、逆に耳の粘膜を傷つけてしまうこともあるので、耳介のまわりの汚れを濡らした脱脂綿などでふき取る程度にしましょう。

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うさぎ
 繊維質豊富な食餌で 毛球症予防
 便をしなくなり、食欲が無いとまず疑われるのが毛球症です。原因は胃腸管の運動が極端に低下した結果 、胃の中に食沙が溜ると言う説が有力となっています。
 繊維が豊富に含まれている食物を食べると、繊維によって早く胃腸などを通 過する事ができ、胃腸管が活発に働くことになります。繊維成分の少ない食物を食べていると、胃腸などの動くスピードが落ち、食物が移動する時間が遅くなります。そのことにより胃腸に長く食べ物が残っていると、ウサギは食べる事を止めてしまいます。食べなくなると、さらに胃腸の動きが悪くなるという、悪循環が始まります。
 みづくろいにより飲み込まれた毛は、動きが低下した胃腸内で蓄積し、これまで残っていた食沙とともに大きな塊を作る事になります。すぐに獣医師の診察が必要です。
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フェレット
 ジステンパーの予防は フェレット専用のワクチンで
 フェレットも犬で代表されるジステンパーウイルスに感染します。
 このジステンパーウイルスは、すでに感染している犬などの動物から直接伝播されたり、あるいは感染動物に接触した時の衣服や靴から運ばれて感染する場合もあります。
 ウイルスが体内に入ってから症状が出るまでの潜伏期間は約7〜21日です。
 症状は、軽度の結膜炎や緑色ー黄色の目ヤニや発熱、食欲低下、など色々ですが、特徴的なのは、顎や唇、肛門周囲の皮膚が赤く肥厚し、やがてかさぶた状になります。
 足裏のパッドも硬くぶ厚くなります。その他の症状として、下痢、抑鬱、行動異常、ケイレンなどが見られることもあります。
 免疫力を著しく低下させるので、フェレットの多くは、細菌の二次感染が悪化して死亡するか、あるいはウイルスの侵入により神経症状が悪化して死亡します。
 フェレットの犬ジステンパー感染症に対する有効な治療法はありません。予防が肝心です。フェレット専用のワクチンを毎年一回するようにしましょう。
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ハムスター
 食事の与え方には 気をつけて
 ハムスターでよく見られる病気がウエットテールという腸炎です。キャンピロバクターという菌が原因ではと言われています。誘因としては、不適切な食餌、急激な食餌の変更、密飼い、ストレスなど様々な環境因子があげられます。
 症状は、水のような下痢、食欲低下、痩衰、食欲低下、痩衰、などです。重症の場合には、直腸脱や下血などがみられ、1週間の間に衰弱して死亡する場合もあります。水のような下痢をしたり、食欲がなくなったらすぐに動物病院で診察を受け、適切な治療をしてもらうことが必要です。
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(「猫吉犬吉」2002.5月号)