------------------------------------------------
第3回
------------------------------------------------


 寒い冬は、温かくて居心地のよい家の中。でも、実は危険な場所が多いことにお気づきですか?
 ストーブなどの暖房器具や、加湿器などの電気製品が増え、危険な場所が多くなり、ペットたちが思わぬ 事故でケガをしたりすることもあります。
 階段を上り下りしたり、家の中を走りまわったりするペットたち。今回は、住環境を中心にペットの不慮の事故を防ぐポイントをお話します。


 ストーブでの火傷や 暖房器具の低音火傷に注意
 ストーブのお湯がかかったり、ストーブに体が触れてしまったりして、火傷をすることがあります。
 まず、火のまわりをしっかりガードしたり、安全な暖房器具を選ぶようにしてください。
 局所暖房用に利用する電気マットなどは、サーモスタットが付いているものや、温度設定ができるものを選びましょう。
 また、温度がそれほど熱くなくても、長時間同じ部分を暖めていると低温火傷になることもあるので、気をつけるようにしましょう。
 火傷をした時には、必ず応急処置を行ってください。  大原則として、すぐにしっかりと冷やすことを覚えておいてください。
 軽度の火傷の場合は、冷たい水に浸したガーゼと包帯で患部を冷やします。
 また、左の図のように、氷を入れた冷水に5分くらい患部をつけておくのもいいでしょう。
 火傷の症状が重いようなら、ペットが元気そうに見えても、できるだけ早く動物病院でみてもらってください。
▲TOP

 電気コードや、延長コード ソケットに要注意!

 暖房器具をはじめとして、室内には電気コードやコンセントがあふれていいます。ペットが電気コードを噛んでしまったり、コンセントに触ったりして、感電することもありえます。
 電気コードは、線が露出していないかチェックしてください。コンセントも万が一のことがあるので、使ってないところは、市販の絶縁カバーをするようにしましょう。
 また、ハムスターやうさぎなどの小動物は、電気コードをかじりやすいので、注意するようにしましょう。  感電すると同時に火傷をすることもあるので、必ず動物病院に連れていくようにしましょう。
感電した時の応急処置
 コンセントを抜くまで、決してペットを触らないようにしてください。
 コンセントを抜いたら、すぐに動物病院に連れていきましょう。

▲TOP

 風邪や洗剤、小さなボールを 間違って飲んだら危険!!
 人間がいつも何げなく使っているものも、ペット達にとって非常に危険なものがあります。たとえば、洗剤。なにげなく台所においてある中性洗剤や洗濯用洗剤、漂白剤も、ペットが飲んだら急性中毒になってしまいます。ペットの届くところには絶対におかないようにしてください。
 また、小さなボールなどを、遊んでいるうちに誤って飲んでしまい、窒息してしまうこともあります。おもちゃの大きさ、粘着性などには注意してください。
 薬品を誤って飲んでしまった場合は、激しく嘔吐したり、よだれが出たりします。応急処置は、一にも二にも吐かせること。家庭用のオキシドールがあれば、スポイドで、少しづつ口の中に入れて、胃の中のものを吐き出させます。
▲TOP

 転落や交通 事故は常に注意を 骨折したと思ったら動かさない
 階段の転落事故は後をたちません。階段にすべり防止シートを張ったり、危ないところに上らせないようにガードをつけるようにしましょう。
 急に家から飛び出て交通事故にあうこともあります。出入り口や道路付近では、よく気をつけること。
 また小型犬の場合、ドアの間に足をはさまれて、捻挫や骨折するケースも増えています。ドアの開閉には注意するように心がけることが大切です。
 骨折してしまった時は、楽な姿勢で、体全体を支えて細心の注意を払って動物病院に連れていってください。
▲TOP

骨折したらとにかく固定!動かさない!


1)骨折した場所を確認して、傷口がある場合は、ガーゼか、なければタオルを当てる。出血している時は、しばらく押さえて出血を止める

2)タオルや布を巻いた上に固定するため、ボール紙など厚めの紙を巻く

3)ボール紙がずれないように、テープなどで固定する

 

(「猫吉犬吉」2002.1月号)