ところが、最近、歯がうまく削られずに伸びつづけてしまい、かみ合わせがうまくいかなくなるケースが増えています。これは、ウサギのエサがペレット中心になってきたから、と言われています。
確かにペレットは栄養面ではウサギにとって理想的。しかもおいしく食べられるように、味付けも工夫されています。
しかし、ペレットだけ与えていると、限られた歯の使い方しかしないようになるので、本来のように歯が削られず、かみ合わせがおかしくなり、舌炎などの病気を引き起こしかねません。特にハードなエサをあげていると、その傾向が強くなります。
それを防ぐにはペレットに加えて牧草、ワラをたくさんあげるのがいちばん。
ただし、ウサギは1歳ごろに食べたエサを好んで一生食べつづける傾向があります。そのため、もしそのころに牧草を食べる習慣がなければ最初の頃は食べたがらないかもしれません。
そんなときは、あせらずにほかの種類の牧草を与えてみましょう。ゆったりと、気長に構えることが大切です。
なお、犬や猫の場合は、歯石用フードや歯科用ガムがありますが、ウサギの歯の使い方は犬などとはまったく違うので、そのような製品をあげても効果
はありません。
もしこれからウサギを飼うなら、ペレットは控えめに、そのぶん牧草をたっぷりと与えるようにしましょう。
また、ウサギ用のケーキやビスケットもありますが、原料に砂糖が使われているものはウサギには不向きです。歯が悪くなることもあるので注意しましょう。
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