「猫吉犬吉」2002.1月号掲載
■犬・猫から仮想ペットまで国内最大ペットショップ
■都市公団初のペット共生住宅 猫のマイクロチップ義務付け
■「ありがとう」盲導犬アイラ 子どもたちと最後の別れ
■赤鼻のトナカイ、 クリスマスの英国訪問中止
■“磁気マップ ”で 故郷に帰る動物たち
■引退した盲導犬のための 「クリスマス・チャリティ・コンサート」
■544点もの写真満載カレンダー「まねきねこめくり」

■犬・猫から仮想ペットまで国内最大ペットショップ(苫小牧)
 苫小牧市錦町の中心商店街にあるショッピングビル「BIG JOY」(地上5階、地下1階)に25日、国内最大規模のペットショップ「ペットワールド ラ・クー」がオープンした。千歳市の花き園芸生産会社「F&Gクリエーション」(蝦名行雄社長)が、空き店舗対策を進めていた同ビル側の要請を受けて出店するもので、「低迷が続く中心街の活性化につながれば」と、地元関係者の期待を集めている。
 同ビルの3〜4階部分に入居し、店舗面積は2376平方メートル。「犬、猫から仮想ペットまで」を売り文句に店頭には犬・猫を約100匹、他の小動物を約100種200匹用意する。また、札幌市内の大手ペット店とテレビ電話で結び、店頭にない種類を探すことも可能だ。
 このほか、ペット専用のクリニック▽ペットホテルや美容室、レンタルペットなどのサービスコーナー▽犬と一緒に入れるカフェ▽犬や猫をテーマにした文具・書籍売り場――などを用意。さらに屋上には道内でも2カ所しかないという犬用の公園「ドッグラン」も設けられる。」 (2001/10/25毎日新聞)
 「F&G」は、年間約3億6000万円の売り上げを見込んでいるという。大規模効果 でペット業界の新たな動きとなるか。
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■都市公団初のペット共生住宅 猫のマイクロチップ義務付け (東京)  
 都市基盤整備公団初のペット共生賃貸住宅、潮見駅前プラザ一番街(東京都台東区潮見)への入居者募集が11月17日から始まる。入居開始予定は来年3月、「1Kから3LDKの5タイプ合計144戸で、予定家賃は月11万5000円〜18万4000円台」(2001/10/12毎日新聞)。
 同住宅で飼われる猫については、飼い主などのデータを記録したマイクロチップ(電子標識器具)の埋め込みが義務づけられる。このマイクロチップの義務化は初めてのことだ。次に引っ越していく時に、ペットを捨てていく恐れがあるという周辺住民の声があり、飼い主責任を明確にするために、犬に関しては、狂犬病予防法の登録で識別 可能と判断、猫に限ってマイクロチップを埋め込むことを入居の条件にした。
 「日本獣医師会では『副作用の報告例もなく生命には影響ない』と、チップ埋め込みを推進している。一部の動物愛好家らから「体に異物を入れるのは残酷」との声もあるが、日本動物愛護協会は『公団の義務化をきっかけに、チップの埋め込みが広がってくれれば』と歓迎している」(2001/10/11毎日新聞)。
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■「ありがとう」盲導犬アイラ 子どもたちと最後の別れ (京都)
 京都府亀岡市保津町の視覚障害者、山崎清秀さん(57)の盲導犬アイラ(13歳)が、10年間の仕事を終えて引退した。15日、山崎さんとアイラは、これまで出張して触れ合いを重ねてきた地元の小学生たちと最後の別れを惜しんだ。  「保津小の三、四年生約五十人が最後のお別れに山崎さん宅を訪問。『ありがとう』『みんなをおぼえていてね』とアイラをなでていた」(2001/10/15 京都新聞)。その後、アイラは関西盲導犬総合訓練センター(曽我部町)に引き取られていった。  アイラ、おつかれさんでした。
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■赤鼻のトナカイ、 クリスマスの英国訪問中止(イギリス)
 ヨーロッパで猛威をふるっている家畜の伝染病、口蹄疫への懸念から、今年のクリスマスは、赤鼻のトナカイさんは、どうも、イギリスには行かないことに、決めたらしい。
 トナカイがやって来ないということになって、サンタクロースのそりは馬やエスキモー犬が引っ張ることになるという。
 英環境省の説明によると、分趾蹄(ぶんしてい)であるトナカイは羊や牛と同様に規制対象となる。
 イギリスの老舗デパートであるハロッズは、今年のクリスマスは、トナカイの代わりに、馬にサンタクロースのそりを引かせる予定だ。「クリスマスにトナカイが登場しないのは、同デパート史上初めてのことだという。」(2001/10/29ロイター)。
 馬がそりを引く?うーん、クリスマスらしい絵になるのだろうか。いずれにせよ、ちょっぴりさびしいクリスマスとなりそうだ。
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■ “磁気マップ ”で 故郷に帰る動物たち(アメリカ)
 サケのように遠く故郷から離れたところから里帰りをする動物たちはどうして迷わないのだろうか?
 答えは、彼らの脳にナビゲーションスキルとルートが備わっているからだという。「長くびガメの研究によって、孵化したてのカメは地球の磁場の強さと方向を感じ取ることができることが明らかになった」(2001/10/12ナショナル・ジオグラフィック・トゥデイ)。磁場を感知することで、ルートにそってナビゲーションでき、覚えていそうもない生まれ故郷に戻っていくのだとか。同じ動物の人間にも、こういう感覚は、ひょっとしたらまだ人間にも残っている?

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■ 引退した盲導犬のための 「クリスマス・チャリティ・コンサート」
 盲導犬として活躍してきた犬たちが引退して老後を過ごす施設がある。札幌市・北海道盲導犬協会にある「老犬ホーム」だ。
 長い間盲導犬として働いてきた犬たちに幸せな日々を送ってもらいたい、と4年前から毎年、東京・渋谷で、老犬のためのチャリティー・コンサートが開かれている。
 コンサートを主宰する音楽事務所「アヴェ・マリア」代表志田英泉子さんは「外国の大使館などのコンサートをお手伝いしていたときに、老犬ホームというのがあることを知りました」。
 ほぼ一生ともいえる長い期間を、人間のために尽くしてくれた犬たち。「私に何かできることがあれば」とチャリティ・コンサートを考えついた、という。
 「ほんと、一食でもいいから盲導犬OBOGたちの食費にあててもらえれば、と思っています」。

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■ 「ねこだすけ」が企画、チャリティ販売スタート!
544点もの写真満載カレンダー「まねきねこめくり」
 NPO法人「ねこだすけ」がつくった、544点もの、ねこの写 真がかわいい「日めくりカレンダー」がチャリティ販売されている。
 チャリティというのは、売り上げ益金が「地域ねこ計画」のための費用に当てられるからだ。
 「地域ねこ計画」は、NPO法人が進めている、飼い主のいない猫との共生モデルプラン。
 しばしばわたしたち人間とのトラブルが問題になる、地域に根ざして暮らす、飼い主のいないねこたちが、どうやってうまくつき共生していけるかを考え、その解決策を実践していくという心強い計画だ。
 カレンダーは日めくりで、各ページに「地域ねこ計画」や「改正動物愛護法」を要約したqひとことメッセージrが添えられている。
 「ひとの手を借りたい、ねこ?」
 「ひとをまもって、まもられた人がねこをまもる、動物の法律」 といった具合だ。ちなみに、日めくりの最初に書かれている<ひとことメッセージ>は
 「ノラねこも、ひとつめくれば、ちいきねこ」。
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