夜中でも自宅まで往診
動物の治療ができる救急車
夜中。ペットのようすがおかしい。かかりつけの動物病院に電話しても留守……そんなときに、強い味方になってくれる動物救急医療サービスが、東京・杉並区に誕生しました。その名も「動物救急・アニマル・ドクター」。
このサービスを始めた発起人は、杉並区で30年近く動物病院を開業し、“ぽっぽ先生”の愛称で知られている塩田眞先生。
救急サービス時間は、夜の8時から午前3時まで。電話をかければ、杉並を中心とする4区4市(順次拡大中)であれば、「動物救急アニマル・ドクター・カー」が出動して、往診・治療してくれます。
「見ためは普通のバンですが、中には〈小さな動物病院〉程度の設備を完備しています。病気になったペットをできるだけ早く〈小さな動物病院〉に運びたい、というコンセプトで始めました」と塩田先生。
車内には、心電図や血液検査機はもちろん、緊急時に使用する麻酔器、血圧計、カウンターショックなど最新の医療機器がそろっています。緊急時には、車内で手術もできる設備を整えています。
今は、日曜の夜には対応できない、という状況ですが、来年4月からは、365日対応する予定で、しくみづくりを進めているそうです。
近隣の動物病院との提携も進めていて、現時点で(11月10日)20病院と提携しています。動物病院と提携することで、患者のこれまでの病歴などが、より早く確実にわかり治療が可能になります。 |


バンを改造したアニマル・ドクター・カーの中は、検査器具、診療器具がコンパクトに整理整頓・収納されている。中央の診察台は組み立て式で緊急の場合には手術台になる |