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四季折々に街のねこたちを撮り歩いていると、季節ごとの行動パターンが見えてくる。
冬のねこは探すのが大変だと思われるだろうが、晴れた日などに日当たりの良い屋根やひさしの上を見やれば、たいてい、まったりとしていて案外簡単に見つかったりする。それと、たっぷりと敷き詰められた枯葉は心地よいベッドになるのだ。
ある日、久しぶりに東京に大雪が降った。街に住むねこたちにとって、降り積もった雪は珍しいに違いない。
こんな時にねこたちはどうしているのか。ふと興味を覚えて、いつも行く公園のねこたちに会いに行った。
人の影もまばらな早朝の公園には、ねこの通り道に点々と小さな足跡があった。足跡をたどると、公園のねこハウス、ベンチの下、ひさしの上などに常連さんがいるわいるわ。
こちらの姿を見つけると人慣れしている1匹のねこが挨拶にやってきた。降り積もってから一夜が過ぎ、表面
の凍った雪は感触こそ固いが、ねこが足を乗せると時々ズブリと沈み込み、歩くのに難儀そうだ。
途中で匂いをかいだりして雪に興味はあるのだが、少し歩くとたちまち手足が冷たくなってくるのだろう。これはたまらないとばかりに、雪と土にまみれたドロドロの足でやってきて、膝に乗せてくれとおねだりをされた。
まあ、行きがかり上やむなしと、しばしだっこ。
私の服にはしっかりと泥の足跡がついたが、そんなことにはお構いなく、いつまでも離れないねこであった。
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