要注意!虫歯は大病の原因に
 

昔は犬は虫歯になりにくいと言われていましたが、食生活や生活習慣の変化、高齢化から、虫歯にかかるペットが増えています。
 高齢犬になると多くの犬が虫歯や歯の病気をかかえています。歯の病気になると食事がしにくくなったり、炎症の起きているところから、バイ菌が血液の中に入り、敗血症になって重症だと死に至ることもあります。
 そうならならいためにも子犬の頃からの歯の管理をするようにしましょう。
 歯の管理の基本は、歯垢を取り除き、歯肉をマッサージすることです。
 その方法はいくつかありますが、一番効果的なのは歯磨きです。歯磨きをすることにより、自然と口の中を観察できるので、早めに異常を発見することにもつながります。

 
段階別歯磨きの方法
 

〈初級編〉
液状やペースト状の歯磨きをつけて指にガーゼを巻き、歯と歯肉を軽くマッサージします。
〈中級編〉
液状やペースト状の歯磨きをつけて指サックタイプの歯磨きで、歯と歯肉軽くマッサージ。
〈上級編〉
液状やペースト状の歯磨きをつけて歯ブラシで丁寧に磨きます。歯ブラシは、柔らかめで切歯の2本から3本ぐらいの大きさのものを選びましょう。

 
歯磨きトレーニングはこうやってしよう
 

1.まず静かに口の中を見て、切歯と臼歯の場所を確認しましょう。
2.犬が口の周囲や中を見られること、また歯に触られることに慣れさせまし
ょう。
3.口の周囲を触られるのが平気になったら、まず切歯の部分から歯と歯肉を ガーゼで磨くようにしましょう。
4.慣れてきたら臼歯部分を磨くようにしましょう。
5.歯を磨くと唾液が出てくるので、唾液を飲み込ませるよう、タイミングをみながら磨きましょう
6.ガーゼで慣れてきたら、指サックタイプや歯ブラシで歯磨きをはじめましょう。
7.歯ブラシを使う時には、歯ブラシと歯肉の境の部分を45°の角度で円を描くよう磨きましょう。
8.外側が磨けるようになったら、内側も磨くようにしましょう。

 とにかく歯磨きに慣れさせることが大切です。毎日少しずつ無理せずに、進めるよう心がけましょう。

定期的に歯科検診を受けましょう!
 歯がはえそろう2ヶ月頃、永久歯がはえ始める4〜5ヶ月、永久歯がはえそろう8から10ヶ月頃、その後は、一年に1回は、歯科検診を受けるようにしましょう。

 
 
こまめなチェックで歯のトラブルを防ごう
 
歯の数を数えましょう
 犬の歯の数は42本。歯がそろっているかを数えてみましょう。歯肉の下にもぐっている歯があると病気の原因になることもありますので、数えるようにしましょう。
歯が折れていないかチェックしましょう
 怪我や固いものをかんだりして、歯が折れることがあります。
歯の減り方
 正常では少ないのですが、歯が著しく磨耗してしまう場合もあります。
 
(2004.1.7.)

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