DOG'S Training Report

協力/岩本 豊(ドッグトレーナー)

〜小紅とアトムの『特別体験レッスン 報告』〜


今回の主役 アトム
 『出張訓練ではどんなことをするの?』という素朴な疑問にお答えするために犬の出張訓練士(ドッグトレーナー)の 岩本 豊さんに特別体験レッスンをお願いしました。 訓練を受ける際には、いろいろな目標設定があると思いますが、 今回は「家庭犬のしつけ」をテーマにPJ編集部の小紅と愛犬・アトム(ロングコート・チワワ/2歳/オス)が体験してきました。
 
レッスン1 いつもの散歩スタイルをチェック!

いつもの散歩スタイルをチェック
 それではトレーニングのスタートです。いつもの散歩の歩き方を見るために、アトムと小紅が歩いてみます。 15メートルくらいを行ったり来たりの3往復。この間、しっかり訓練士さんの目が光ります。

散歩中に犬が左右に ジグザグ歩いたりすると、通行人の迷惑になることがあったり危険を伴うこともあるので、飼い主の左または右側の 一定のポジションを歩かせること(ツケの姿勢)を目指します。こうした説明やアドバイスを受けた後、訓練士さんの 声掛けと共に再び歩行訓練を3、4往復。ここまでは、しつけの基本に入る前の準備段階です。

★訓練士さんからのアドバイス その1★
リードはなるべく短く!
 『ツケ』の姿勢を犬に意識させるために、リードをなるべく短く持って歩く練習をしてください。 このときリードは短く持ってもたるみを作っておくことが大切。リードが緊張したままでは、どれが良い状態で どれが悪い状態なのか犬に判らなくなります。
★訓練士さんからのアドバイス その2★
犬との距離は飼い主が決める!
 歩行中、犬が足に寄ってきたとき、どうしているでしょうか? 犬とぶつからないようにリードを外側に引っぱる 飼い主さんが多いのではないでしょうか。

  飼い主としては「リードで犬を退かせている」つもりかも しれませんが、犬の考え方では、犬の思い通りに動いてくれたという状態になってしまいます。これは自然な行動かも しれませんが、犬のほうから自発的に退くように覚えさせた方が良いので、飼い主から寄っていき犬を退かせるようにして 距離をとるようにしましょう。
レッスン2 犬と反対方向に歩いてリードをキュッ!

訓練士さんとアトムの歩行訓練
 家庭犬のしつけを目的とした訓練なら、最低限必要なのは『ツケ・オスワリ・フセ・マテ』です。 これが出来ていれば、飼い主と犬との間にも良い信頼関係ができているということになります。 というわけで次は先程の歩行訓練にツケ、オスワリ、フセ、マテを組み合わせトレーニング開始。 今度はリードを訓練士さんに渡し、訓練士さんのお手本を見せてもらいます。

飼い主の行く方向について来させることが大切なので、犬が行こうとする反対の方向へ飼い主は歩き、 リードを引いてショックを与えます。訓練士さんはリードをかなり強く引いて十分なショックを与えています。 力づくで従わせるのではなく、信頼関係を保つことが大切なので、訓練士さんは上手に褒めながら教えていきます。
★ 訓練士さんのアドバイス その3★
リードは体から離して引っ張る
 リードでショックを与えるときは飼い主がやったと思わせず、出来るだけ「リードがやった」と思わせるのがポイント。 飼い主の体からリードをなるべく離して引っ張るようにしてみましょう。
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