読者のペットライフ拝見
第1回目の注目ペット

鳴かない、お世話も簡単、人によく馴れる… と、近頃人気急上昇のフェレットくん。 いったいどんな魅力があるのでしょう? 今月は、フェレット2匹と暮らす 阿部さんご夫妻にご登場いただき、 彼らとの暮らしぶりを語っていただきましょう。

東京都にお住まいの阿部さんご夫婦
&プーちゃん・レオくん

撮影/北原 薫

 阿部家にお邪魔した午後4時、2匹は夢の中にいた。フェレットは夜行性なのだ。と、奥様が黄色いボールを持ってきて、「これで起きますよ」とにんまり。鈴入りのそのボールを振ると、数秒で1匹が飛び起きた。ボールをくわえ、一目散にカーテンの陰へ。「あそこに宝物を隠すんです」。カーテンをソッとめくってフェレットくんの宝物を拝見していると、もう1匹も目を覚ました。

 ボールの音で起きたのはオスのレオ・6カ月。もう1匹がメスのプー・1歳7カ月。プーのほうが体は小さいが、「お姉さん」らしい。「メスだからということもあるんでしょうけど、プーはとくに小さい種類なんです。プーは640グラム、レオは1300グラムくらいかな」と奥様。

 初対面の取材陣に2匹とも興味津々。フェレットは視覚よりも嗅覚が発達しているため、カメラマンの大きな鞄の中やスタッフの足元でしきりに鼻を動かす。ご主人に促されて2匹を抱いてみた。小さな猫を抱いている感じ。おとなしいのにびっくり。

犬のように馴れて、猫のようにじゃれる?
 気になっていたことを聞いてみる。「噛まないんですか?」。「小さい頃はワケがわからなくて軽く噛んだりもしましたけど、ダメだということを教えれば覚えます。それからは2匹とも噛んだことなんてないですよ。反抗するという概念自体がないんじゃないでしょうか」

ボールを隠そうとレオ、走る!
 

小さなプーは手の平サイズ
 

僕らは人を噛んだりしないよ

 「犬のように馴れて猫のようにじゃれる」・・・これが、プーをペットショップで見かけたときのキャッチフレーズだったとか。「それについてはどうですか?」と水を向けると「まったくその通りだと思います」と口を揃えるおふたり。鳴かない、散歩不要、しつけができるので、マンションでも気がねなく飼える。「一番活発な時間帯は夜11時頃。僕たちが床につく頃には布団に入ってきて一緒に寝ています。生活パターンも僕たちにぴったり」とご主人が付け加えた。

 大変なことはないのだろうか。まず気になるニオイだが、ほとんどが去勢・避妊され、臭腺を取ってから販売される。ただ、やはり特有のニオイがあるので、安部さんのお宅では2週間に一度のペースでシャンプーをするそうだ。エサは専用のドライフードを水と並べて置いてある。トイレは2カ所。ちゃんとそこでしてくれるとか。何でも口に入れてしまうため、「マメに掃除するようになり、かえって部屋がきれいになりました」と奥様。1年に1回は動物病院でジステンパーの予防注射、4〜11月の間はフィラリア予防の薬を月に一度飲ませている。

寒さは強いが暑さはめっぽう弱い
 最も気を使うのは温度調節。フェレットは寒さには強いが、暑さにめっぽう弱い。阿部さんのお宅でも、夏は冷房を入れたまま外出するそうだ。こうした性質を理解してちょっとした工夫をしてあげれば、フェレットは人間のよきパートナーとなってくれるはず。フェレット人気は今後も続くと見た!

今日は人が多いなぁ
 

遊びすぎてノド乾いちゃった
 

一家の集合写真です

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