換毛期に入り、ネコたちがときどき毛玉を吐く。毛玉と一緒にゴハンも吐くことがある。とくにフーは、もともと胃腸が丈夫でないせいか、換毛期になると毛玉ぬきでも吐くことも多い。
この時期、私は新聞を無造作にその辺に置いておく。できればバラして、何カ所にも置いておく。そして、「ケコッ、ケコッ、ケコケコ」が始まるやいなや、新聞をフーの口の前に出すのである。バラした新聞の方が具合がいい。分厚いままだと、うまく受けたつもりが、端からダラダラとこぼれてしまうことがある。仕事中でも「ケコケコ」が聞こえると、サッと新聞を持ってかけつける。夜中でもガバッと起きて新聞を差し出す。この迅速な配達ぶり、新聞少年ならぬ“新聞オバサン”だと自負している。
ただし、「ナイスキャッチ」の成功率は50%というところ。新聞配達の迅速度より、ネコたちが吐くときの迅速度の方がウワテだからだ。また、新聞配達に成功しても、最後の一瞬でネコが顔をそらすからだ。「くっそぉ〜」と舌打ち気分である。この時期、私はしょっちゅう、しょっちゅう、ゾウキンがけを余儀なくされる。お蔭で家の中はピッカピカって大ウソです。負け惜しみです。
『まる』は、吐く頻度は低いものの、吐く場所が非常にデンジャラス。約1mの台の上に置いてある60p水槽の上から吐くのである。かつ、『まる』の「ケコケコタイム」は実に短い。新聞配達が遅れたときの被害場所は広大で被害甚大。死にたくなる。
さらにデンジャラスなことに、水槽の横にパソコンがあるのだ。下手をすると、キーボードの上に「オエーッ」となる可能性。今のところ、被害場所はキーボードの1p手前で終わっているが、そのうちとんでもないことになりそうな…。この時期、私の毎日は、とってもとってもスリリング。 |